【初心者OK】LINEリッチメニューの作り方|無料で簡単に設定する方法とおすすめツール

「LINE公式アカウントを作ったけれど、リッチメニューの設定方法がわからない…」
「どのサイズで作ればいい?」
「無料で作れるツールはある?」と迷っていませんか?
リッチメニューは、LINE運用の中でももっとも反応率・クリック率・予約率に直結する重要なパーツです。
しかし、初めて作る人にとっては、デザイン・サイズ設定・画像作成・リンク設定など、つまずきポイントが多いのも事実です。
そこで本記事では、初心者でも迷わず設定できるように、作成手順から無料で使えるツール、設定方法、自動切り替えの方法まで、わかりやすくまとめました。
この記事を読みながら進めれば、最短10分で「使えるリッチメニュー」が完成します。
まずは手順に沿って作ってみましょう。
LINEリッチメニューとは?役割とメリット
LINEリッチメニューとは、トーク画面下に固定表示される大きなボタン式メニューのことです。
ユーザーが「次に何をすればいいか」がひと目で分かる導線になり、クリック率や予約率を大きく改善できます。
リッチメニューは、LINE運用の中でも特に反応率・行動率・売上に直結する重要な要素です。
LINEリッチメニューの役割
リッチメニューの役割は、ひとことでまとめると「ユーザーに迷わせず、押してほしい行動を導くナビゲーション」です。
具体的には、
- 予約ページへ誘導
- 商品・サービス案内
- よくある質問への誘導
- プレゼント・資料請求
- LINE公式内のコンテンツ誘導
といった形で、ユーザーの動きを整理し、スムーズに次の行動へ繋げます。
文章配信だけでは伝わらない部分を視覚的な動線に変えることで、迷わせず・スムーズに・意図した導線へ案内できるのが大きな特徴です。
リッチメニューがあるLINEとないLINEの違い
| 状態 | リッチメニューなし | リッチメニューあり |
|---|---|---|
| ユーザーの動き | 「どこ押せばいい…?」と迷う | 迷わずに行動できる |
| 成約までの導線 | メッセージ頼りで不安定 | ボタン導線で安定 + 自動化できる |
| 離脱率 | 高い(次の行動が分からない) | 低い(押すだけで進める) |
| 手間 | 返信依存・手作業が増える | 自動で案内・更新・誘導できる |
リッチメニューがある場合とない場合では、上記のような大きな差が生まれます。
結果的に、「問い合わせが来ない」から「押すだけで進むLINE」に変わります。
LINEリッチメニューを設定するメリット
- クリック率・反応率が上がる
- 案内や予約導線が自動化される
- ユーザーが迷わず行動できるようになる
- 配信しなくても価値提供や案内が続く
- ブロック率が下がる
- 売上導線が可視化され、改善しやすくなる
リッチメニューを導入することで得られる主なメリットは、上記6つです。
特に、運用を進めるほど効果が現れるのが、「自動化 × 導線設計 × 視覚誘導」という点です。
メッセージ配信だけでは限界がありますが、リッチメニューがあることで、LINEがホームページの代わりとして機能し、ユーザーが自分で必要な情報にたどり着けるようになります。
ここからそれぞれについて詳しく解説します。
- クリック率・反応率が上がる
-
リッチメニューは視覚的な導線なので、文章よりも目に入りやすく、行動を促しやすくなります。
ユーザーは読むより押すほうがラクなので、配信文にURLを貼るよりも反応率が上がる傾向があります。たとえば
- 文章で案内 → クリック率5%
- リッチメニューにボタン設置 → クリック率15〜30%
このように、「考えなくていい導線」は行動に繋がりやすくなります。
- 案内や予約導線が自動化される
-
リッチメニューを作っておけば、配信せずともユーザーは必要な情報へ進めます。
たとえば
「予約はこちら」
「サービス案内」
「申し込み」
「特典を見る」つまり、あなたがメッセージを送るたびにリンクを貼ったり説明したりしなくても、LINEが自動的に案内役として動き続ける状態になります。
- ユーザーが迷わず行動できるようになる
-
LINEはタイムラインのようにメッセージが流れてしまうため、ユーザーは「どこを見ればいいか分からない」状態になりがちです。
リッチメニューがあることで「次に押す場所がひと目で分かる」ようになり、ユーザーのストレスを大幅に減らせます。
これにより、行動率・問い合わせ・購入までの流れがスムーズになります。 - 配信しなくても価値提供や案内が続く
-
メッセージは読まれないことがありますが、リッチメニューは常に表示されているため「いつでも見られる案内」になります。
この違いだけで、「常に届けたい情報が届く状態」が作れます。
- ブロック率が下がる
-
ユーザーが迷う・探す・分からないLINEほど、ストレスになりブロックにつながります。
しかし、リッチメニューがあると
- 欲しい情報にすぐアクセスできる
- 自分で必要な情報を選べる
- 押すだけで行動できる
という体験が作れるため、離脱・ブロック防止効果があります。
- 売上導線が可視化され、改善しやすくなる
-
リッチメニューはクリックデータが見られるため
- どのボタンが押されているか
- どの導線が機能しているか
- どこに興味を持たれているか
が数字で分かります。
これにより、感覚的な運用からデータ運用へ変わり、改善がしやすくなります。
ビジネスとしてLINEを成長させたいなら、ここが大きな強みになります。
LINEリッチメニューに使う画像サイズとデザインの基本
リッチメニューを作るうえで、まず押さえるべきポイントは画像サイズ(比率)とデザイン設計です。
ここが曖昧なまま作ると、画像が切れたり、ボタン位置がズレたり、押しにくいメニューになってしまいます。
まずは基本のサイズを理解し、そのあとデザインルールとテンプレ活用方法を押さえれば、初心者でもプロレベルの仕上がりになります。
LINEリッチメニューの画像サイズ(横型 / 6分割 / ボタン数別)早見表
| リッチメニュー形式 | ボタンの数 | サイズ(推奨px) | 向いてる用途 |
|---|---|---|---|
| 横長(1分割) | 1 | 1200 × 810 px | シンプル・1CTA導線 |
| 横型(2分割) | 2 | 1200 × 810 px | 予約+メニューなど |
| 横型(3分割) | 3 | 1200 × 810 px | 予約・価格表・問合せ |
| 6分割(標準) | 1200 × 810 px | メニュー多数・講座・商品 | |
| 6分割(大分類+小分類) | 1+5 | 1200 × 810 px | サロン・スクール・EC |
| 2列(大きめボタン | 2〜4 | 1200 × 670 px | 高齢層・スマホ慣れない層向け |
LINEリッチメニューの画像サイズは、用途やボタン数によって変わります。
上記の表を参考に、作りたい形に合わせて画像サイズを選んでください
迷ったら「1200×810px(6分割)」が万能でおすすめ。
あとで自動切替・アニメーション対応にも使いやすいです。
初心者でも失敗しないLINEリッチメニューデザインのポイント
リッチメニューは、ただデザインするだけでは十分ではありません。
「押しやすく」「意味が伝わり」「迷わない」設計が必要です。
次のポイントを押さえると、体感的にクリック率が上がります。
- ボタン名は短く、ひと目で理解できる言葉にする
-
たとえば
×「メニューはこちらをご確認ください」
◎「メニュー」 - 余白・余裕のあるレイアウトにする
-
要素を詰め込みすぎると逆に見づらく、押されなくなります。
スペース=視覚誘導です。 - 色の使いすぎに注意する
-
合計3色以内にするのがおすすめです。
- メインカラー:1色
- アクセントカラー:1色
- ベースカラー:1色
- 視線の動きに合わせてボタン配置する
-
人の視線は左上→右→下の順番で動きます。
そのため
- 一番押してほしいボタン → 左上 or 中央
- 補助的なボタン → 右下 or 下段に配置するのがおすすめです。
- アイコン or シンプルなイラストを添える
-
文字だけのデザインより、視覚情報があるほうが認識スピード・反応率が上がります。
テンプレートを使う方法(Canva/公式テンプレ)
LINEリッチメニューをゼロから作る必要はありません。
初心者はまずテンプレートを活用するのが最短ルートです。
Canvaで作成する
Canvaは無料で簡単におしゃれなデザインが作れる便利なツールです。
特徴
- 無料テンプレ豊富
- 左右分割・6分割テンプレあり
- そのまま色や文字を変えるだけで完成
これらの特徴があるので、デザイン初心者さんでも簡単にLINEリッチメニューを作成することができます。
Canvaについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

LINE公式のテンプレ(標準設計)を使う
LINE公式にはリッチメニューのテンプレートが標準装備されています。
特徴
- 管理画面に設置
- 配置がズレない
- 配信や設定をそのまま活用できる
LINE公式のテンプレをそのまま使うことで連携などはスムーズに行えます。
LINE自動化ツール(プロラインフリー / Lステップなど)を使う
LINE自動化ツールを連携すると、友達の行動に合わせてそれぞれのリッチメニューを設定することができます。
特徴
- リッチメニューの自動切替が可能
- タグでユーザーごとに表示変更できる
- 導線を最適化しやすい
初心者でも運用が進むと、全員同じリッチメニューからユーザーの行動別に変わるリッチメニューが必要になります。
ツール連携前提で作るのはがおすすめです。
LINE自動化を無料で始めるなら、プロラインフリーがおすすめ。
こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

LINEリッチメニューの作り方【初心者向け5ステップ】
ここからは、リッチメニューを実際に設定する手順を解説します。
手順を確認しながら行ってみてください。
LINEリッチメニューの作り方
まずリッチメニューに表示する画像を作成します。
サイズは定番の 1200×810px がもっとも扱いやすくおすすめです。
Canvaなら「LINE リッチメニュー」で検索するとテンプレが表示されます。
色・文字・アイコンを変更するだけで完成するので初心者でも安心です。
- 文字は大きめに(スマホ表示前提)
- アイコン・イラストを入れて視認性UP
- 押してほしいボタンを目立たせる
- 余白多め・文字詰めすぎない

次に、リッチメニューのレイアウトを選びます。
初心者は 6分割 or 2分割 が扱いやすいです。
たとえば
- ボタン少なめ → 2分割
- メニュー多い → 6分割
- 予約・資料請求など複数導線 → 6分割+大サイズボタン
※後から変更するとリンク設定が消えることがあるので、最初にボタン数だけ決めておくのがコツです。
作成した画像をアップロードし、ボタンそれぞれにリンク先を設定します。
コツは、
- 一番押して欲しいものを左上 or 中央へ配置
- 「お問合せ」「予約」「メニュー」は99%の業種で必須ボタン
すべて設定したら公開ボタンをONにします。
最後に自分のスマホで必ず確認しましょう。
確認チェックリスト
- 文字が小さすぎないか
- 押したときに正しいURLへ飛ぶか
- ボタン間が近すぎないか
- タップしやすいデザインか
問題なければ完了です。
無料でLINEリッチメニューを作るおすすめのツール3選
- Canva(テンプレ豊富で初心者向け)
- プロラインフリー(自動切替・分析・導線最適化・テンプレもあり)
- LINE公式のリッチメニューエディタ(最低限の設定のみ)
無料でLINEのリッチメニューを作るおすすめのツールは、上記3つです。
ここからそれぞれについて詳しく解説していきます。
Canva(テンプレ豊富で初心者向け)

https://www.canva.com/Canvaの公式サイトはこちら
Canvaは、デザイン初心者でも簡単にリッチメニュー画像が作れる無料デザインツールです。
あらかじめ用意されたテンプレートを選び、文字や色を変えるだけで完成するため、最初の1枚を作るならもっとも使いやすい方法です。
メリット
- 無料テンプレートが豊富
- スマホでも編集できる
- 写真・イラスト・アイコンが標準搭載
- デザイン経験がなくても作れる
注意点
- 保存時に**サイズ指定(1200×810pxなど)**が必要
- リンク設定まではできず、画像作成のみ
Canvaは「デザイン用ツール」であり、設定は別ツールで行うイメージです。
プロラインフリー(自動切替・分析・導線最適化)
プロラインフリーは、リッチメニューの作成だけでなく、自動切り替え・動作分析・導線最適化まで無料でできるLINE自動化ツールです。
たとえば
| ユーザーの状態 | 表示されるリッチメニュー |
|---|---|
| 登録直後 | 「初めての方はこちら」 |
| 興味あり(ボタン押した) | 「サービス詳細はこちら」 |
| 購入済み | 「受講サポート・FAQ」 |
こんなふうに、行動に応じてメニューを自動で変えられるため、ただ「見せるメニュー」ではなく、売上導線として機能するメニューを作れます。
メリット
- 無料で自動切替できる
- タップ分析で改善できる
- 顧客属性ごとにメニュー最適化
- 予約導線、配信、ステップ連携も可能
- 無料のまま導線設計が完結する
向いている人
- サロン運営
- 講師/オンラインスクール
- コーチ/コンサル
- LINEから売上につながる導線を作りたい人
ただ作るだけでなく“成果が出るリッチメニュー”にしたいなら最適です。
プロラインフリーについての詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

LINE公式のリッチメニューエディタ(最低限の設定のみ)
LINE Official Account Manager内にも、標準でリッチメニュー作成機能があります。
画像がない場合でも簡易テンプレを使って設定できるため、まず試したい人に向いています。
メリット
- 完全無料
- インストール不要
- そのまま設定が反映される
注意点
- デザイン自由度が低い
- 自動切替・分析なし
- 運用が進むと物足りない
「とりあえず形にしたい」段階では十分ですが、運用が長くなるほど機能不足を感じるケースが多いです。
LINEリッチメニューに関するよくある質問

- 画像が表示されない原因は?
LINEリッチメニューに関するよくある質問は、上記です。
ここからそれぞれについて詳しく解説します。
画像が表示されない原因は?
リッチメニューが表示されない場合、次の原因が考えられます。
| 原因 | 確認ポイント |
|---|---|
| 公開設定がOFF | 「公開設定」スイッチがONになっているか |
| 画像サイズ違い | 推奨サイズ(1200×810px)か |
| 期限切れ設定 | 表示期間が過去になっていないか |
| 通信・キャッシュ問題 | スマホ再起動 or LINE再読み込み |
設定後すぐ反映されない時は、LINEを一度終了→再起動、時間を少し置く(数秒〜数分)
これで改善することがほとんどです。
LINE・プロラインフリーに関する記事一覧
LINE・プロラインフリーに関して、他にも下記記事で紹介しています。
LINE・LINE公式アカウントに関する記事
プロラインフリーに関する記事
まとめ|まずは簡単なリッチメニューから作ってみよう
リッチメニューは、LINE運用の中でももっとも反応に直結する重要な設定です。
デザインや設定が難しそうに感じるかもしれませんが、基本のサイズ・構成・ボタン位置を押さえれば、初心者でもすぐに作成できます。
最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは、
- よく押してほしい導線
- 予約や問合せなどのボタン
- 必要最低限のメニュー
この3つだけ用意すれば十分です。
運用しながら、ボタンの位置を変えたり、内容を追加したり、ユーザーの行動に合わせて改善していくことで、リッチメニューは「ただのボタン」から“売れる導線”に変わっていきます。
さらに、リッチメニューを自動切り替えできるツールを活用すれば、
- 新規ユーザー
- 無料登録者
- 興味ありユーザー
- 購入済ユーザー
など、状態に応じて最適なメニューが自動で表示されるようになり、LINEが自分の代わりに育成・案内・成約まで進めてくれる仕組みが完成します。
LINE自動化やリッチメニューの設定を無料で行えるプロラインフリーもおすすめです。
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