
iPadを使う人の中には、iPadでホワイトボードアニメーションを作れないかな?
ホワイトボードアニメーションを簡単に作れるアプリがあれば、ビジネスやYouTubeで活用できるかも。。と考えたことがあるかもしれません。
もし、ビジネスのプレゼンテーションがホワイトボードアニメーションだったら、記憶に残りそうですよね?
印象に残るので商品やサービスに興味を持ってもらえたり、会話のきっかけにもなります。
YouTubeでは、ホワイトボードアニメーションを使うと顔出しなしで動画投稿が可能です。
この記事では、iPadでホワイトボードアニメーションを作りたい人に向けて、
- iPadでホワイトボードアニメーションが作れるアプリ
- iPadでホワイトボードアニメーションを作る方法 について解説します。
初心者でも簡単にできるので、ぜひ参考にしてくださいね。
iPadでホワイトボードアニメーションが作れるアプリ3選
iPadでホワイトボードアニメーションが作れるアプリのおすすめは、上記3つです。
どのアプリも慣れてしまえば操作は簡単!
ここからそれぞれのアプリについて詳しく解説します。
※Video ScribeのiPad版アプリVideoScribe Anywhereは2022年10月現在、ダウンロードできない状態でした。
Animaker Video Editor&Maker

料金 | 無料・App内課金あり |
素材 | 5種類のビデオスタイルと120種類のアニメーションが使用できる 無料では使用数など制限あり |
日本語フォント | あり |
特徴 | Android版のアプリはない(PC版ならWindowsでも使用可能) アニメーション制作ソフトAnimakerのiPad版アプリ PC版と連動しており、iPad版どちらでも編集可能 無料版では機能制限あり |
Animakerはカラーのアニメーション制作が得意なソフトです。
カラーの素材が多いので、Animaker Video Editor&Makerでホワイトボードアニメーションを作る場合には、白黒のイラスト素材を読み込んで使うのがおすすめ!
ホワイトボードアニメーション制作におすすめの商用フリーの素材サイトをこちらの記事で紹介しています。
iPadでは使えませんが、ホワイトボードアニメーションの制作ソフトを使うともっとできることが増えます。
こちらの記事でAnimakerなどホワイトボードアニメーション制作ソフトについて紹介しているので参考にしてください。


Microsoft PowerPoint(パワーポイント)

料金 | 無料・App内課金あり |
素材 | プレゼンテーション用テンプレートあり |
日本語フォント | あり |
特徴 | MAC、Windowsどちらでも使用可能 PC版とiPad版どちらでも編集可能 iPadだと細かい編集ができないのでPC版の方が使いやすい Apple Pencilなどでイラストを書いて使うこともできる |
PowerPointはプレゼンテーションなどでよく使われるアプリで使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
アニメーションの機能を使うとホワイトボードアニメーションを制作できます。
ペンを手で持つ写真を使って書いている風の表現をすることは可能ですが、iPad版では編集できることが限られるのでホワイトボードアニメーションを作るならPC版をうまく使うのがおすすめ!
KeyNote(キーノート)

料金 | 無料 |
素材 | プレゼンテーション用テンプレートあり |
日本語フォント | あり |
特徴 | MAC、Windowsどちらでも使用可能 iPad、iPhoneの機能がMacとほぼ同じで使いやすい PC版とiPad版どちらでも編集可能 Apple Pencilなどでイラストを書いて使うこともできる |
KeyNoteもPowerPoint同様プレゼンテーションで人気のアプリです。
KeyNoteはiPadでもMACと同じ機能を使って編集できます。
編集方法もオブジェクトを選択し、アニメーションやデザインの変更も簡単で使いやすい!
ホワイトボードアニメーションをiPadで作る方法
ホワイトボードアニメーションをiPadで作る方法は上記5ステップです。
上記のステップに沿って行えば、誰でも簡単にホワイトボードアニメーションを作成できます。
ここからそれぞれのステップについて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
1 動画制作の下準備
ホワイトボードアニメーションは、文字だけでは伝わりにくいことをわかりやすく伝えるのが得意です。
でも、ホワイトボードアニメーションにすれば伝わるのか?というとそうではありません。
なぜなら最初は見てもらえたとしても、何を言っているのかわからなければ途中で見るのをやめてしまうからです。
ホワイトボードアニメーションは実写の動画に比べて視聴維持率が80%と言われています。
その効果を十分発揮するために、まずはどんな動画を作りたいのか明確にしましょう。
- この動画の目的は何か?
- この動画で一番伝えたいことは何か?
- 誰に伝えたいのか?
- この動画はどこで配信するのか?
このポイントを最初に確認すると情報の優先度が整理され、誰に何を伝えるのか明確になります。
言いたいことをつめ込んで、結局何を言いたいのかわからなかったという状態になることを避けられます。
また、広告やコンテンツとして配信することを考えている方は、制作前にどこで配信するかを意識しておくと、配信するプラットフォームの特性を考慮して動画を制作できるのでおすすめです。
原稿(シナリオ)作成
魅力的なホワイトボードアニメーションを作るのに、一番大事なのが動画のシナリオです。
- 動画の内容
- 何を言いたいのか
- どのように伝えるのか
この3つに焦点を合わせて考えます。
言いたいことをしぼり、わかりやすくシンプルな構成にするのがコツ!
絵コンテ作成
絵コンテで各シーンごとの構成を決めます。
ナレーション(動画のシナリオ)とイラストをどのように組み合わせるかを決めます。
シナリオを動画の1シーンずつに区切り、各シーンをどのようなイラストを使って表現するかを考えます。
できるだけシンプルな構成にし、簡単に手書きでスケッチするのがおすすめ!
ホワイトボードアニメーション作成
下準備ができたら、いよいよホワイトボードアニメーションの作成です。
絵コンテを見ながら、アプリの画面に配置していきます。
各シーンごとに文字やイラストを配置します。
iPadだと画像を読み込んで使うことも、ペンで文字やイラストを描くことも可能。
文字やイラストにアニメーションをつける
各シーンの尺に合わせて動きのタイミングを調整する
完成
必要時動画編集。ナレーションやBGMなどを追加し完成!
iPadでのホワイトボードアニメーション制作に関するQ&A

- iPadでホワイトボードアニメーションを作るのに必要なスペックは?
- iPadでホワイトボードアニメーションを作るのに使える素材は?
- iPadでホワイトボードアニメーションを作るのにテンプレートはある?
iPadでのホワイトボードアニメーション制作に関する疑問で多いものをまとめてみました。
ここからそれぞれの質問に対して解説します。
iPadでホワイトボードアニメーションを作るのに必要なスペックは?
iPadでホワイトボードアニメーションを作るのに必要なスペックは、最近のiPadであれば気にする必要はありません。
なぜなら最近のiPadはパソコン並みのCPUで、高いスペックを持っているからです。
アプリをiPadにインストールして使うだけなので、あまり古いiPadでなければ問題なく操作できるでしょう。アプリが重いなど気になる場合には、iPadをクリーンアップしてストレージの容量不足を解消してから試してみてください。
iPadでホワイトボードアニメーションを作るのにおすすめの素材は?
iPadでホワイトボードアニメーションを作るのにおすすめの素材は、白黒のイラストです。
なぜなら、ホワイトボードアニメーションがわかりやすく伝わりやすいと言われる理由は、
- 文字とイラストのシンプルな構成だから
- 色などの余計な情報が削ぎ落とされているから
- リアルに描いている様子をつい目で追ってしまうから です
文字だけで表現するより、イラストがあるとわかりやすいですよね。
イラストはカラーでもOKですが、白黒のイラストを使うことでストレスなく動画の内容に集中できるメリットがあります。
今回紹介したアプリは、簡単に画像の読み込みができるので、素材サイトのイラストを読み込んで使うのがおすすめ!
こちらの記事でホワイトボードアニメーション制作におすすめの素材サイトを紹介しているので参考にしてください。

iPadでホワイトボードアニメーションを作るのにテンプレートはある?
iPadでホワイトボードアニメーションを作るのにテンプレートを使いたいなら、Animaker Video Editor&Makerがおすすめ!
無料プランだと使える素材数に制限はありますが、Animakerのテンプレートをうまく活用すると簡単にプロレベルのアニメーション動画を作れます。
Animaker Video Editor&Makerは、カラーのアニメーション動画制作が得意!
素材はカラーのものが多いので、テンプレートに白黒のイラスト素材を読み込んで使うのがおすすめ!

PowerPointやKeyNoteにはアニメーション用のテンプレートはありません。
プレゼンテーション用のテンプレートを選択し、YouTubeなどのホワイトボードアニメーションの表現方法などをマネして作ってみるのもおすすめです。
ホワイトボードアニメーション制作でお悩みならYuki DESIGNへ
ホワイトボードアニメーションはYouTubeや動画広告など幅広く活用できそうだけど、自分で作るのは難しそう・・そんな方はプロに依頼するのもおすすめです。
ユキデザインでは、iPadで手書きしたイラスト×VideoScribeを使ってホワイトボードアニメーションを制作しています。
人間心理やライティングなどマーケティングの知識も活用しているので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
ユキデザインのホワイトボードアニメーション制作はこちら >>
\ ホワイトボードアニメーションを作りたい! /
まとめ:iPadだけでホワイトボードアニメーションは作れます
今回はiPadでホワイトボードアニメーションを作れる3つのアプリと、作り方について解説しました。
アプリをうまく使うと簡単にホワイトボードアニメーション風のプレゼンテーションを作れます。
ホワイトボードアニメーションは下準備が大事!
ちゃんと伝わるようにシナリオをしっかり作ってから動画を作成すると良いでしょう。
PowerPointやKeyNoteのアニメーション操作をマスターすると、プレゼンテーション資料にちょっとしたアニメーションを加えて目を引いたり、プレゼンテーションの幅が広がります。
簡単に操作できるので、iPadをお持ちの方はぜひ挑戦してみてくださいね!